「この本は北海道へのラブレター
でもあります」という一文で「あとがき」が始まる。このことから分かる通り、北海道生まれで北海道と鉄道旅(旅行 ではない)が好きな一人の女性が一冊まとめてしまった、という感のある本。だから鉄道という要素でも旅という要素でも、単純なガイドブックとして捉えたら本質を見誤ることになるし、それなら逆に文章を読むだけで自分が旅している気分にさせてくれる宮脇俊三氏の著作のようなものかと言うとそうでもなく、筆者の言いたいことは文章よりも筆者自身による写真が醸し出しているように思われる。その辺りを含め同著者・同出版社からの『全線ガイド 北海道鉄道の旅』の続編ないし第2弾と考えて差し支えなさそう。
でも北海道の鉄道通にしては「取材」という以前に「知らないの??」という場面が(小幌駅に夏行ったり)いくつか見られる。それはまあ行き当たりばったりが基本なんだから仕方ないにしてもちょっと残念。目に付いてしまったので満点に1つ欠け。
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今、大注目のフォトライター矢野直美さんの最新作です。 AERA(朝日新聞社)やBE−PAL(小学館)でも大きく特集された著者だけに読み応え充分の作品。特に写真がサイコーにいいです。 女性ならではの視点で、読んでるだけでもとても癒されます。超オススメです。
ホッカイダー、必携の書
疲れていませんか?旅に出たくありませんか? でも休みを取りたいといえば、上司の顔を思い浮かべて深くため息をつくアナタ。本書は、そんなアナタにオススメです。 正直に言うと、この人、文章はあまりよくありません。しかし、それを補って余りある、写真を眺めているだけで、どこかに行っているような気分にさせてくれます。これはなかなか難しいことです。 とくに、人との距離感が絶妙なのでしょう。列車内で出会った人々のスナップも、女性だから見せる無防備な表情が満載です。 2002年から3年がかりで丹念に取材した旅行記として、非常に好感の持てる一冊。北海道が好きで、夏冬問わず来ている方なら情報源としてもオススメですよ!!!
北海道新聞社
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